フッ素が入った歯磨き粉の効果をチェック!
薬局やスーパーで市販されている歯磨き粉の中には、フッ素が入った製品があります。
フッ素には様々な効果があり、オフィスホワイトニングを行う前に歯へと照射する歯科医院も少なくありません。
以下では、フッ素が入った歯磨き粉にどんな効果があるのかまとめてみました。
歯の脱灰を防いで強化する
歯の脱灰は虫歯の始まりで、どんな状態なのか見ていきましょう。
①毎日の食事や間食で口内に棲み付いている虫歯菌が酸を出す
②歯垢(プラーク)内のpHが低下して酸性の状態に傾く
③歯の表面を覆っているエナメル質からリン酸とカルシウムが溶け出す
④これを脱灰と呼び、長く続くと虫歯が徐々に進行する
初期の虫歯であれば大きな悪影響はなくても、放置して進行すると穴があくくらいの症状になります。
そんな時にフッ素が配合された歯磨き粉が役立ち、歯の脱灰を防いで強化してくれるのです。
フッ素を歯へと行き渡らせていれば口内が中和されて表面のエナメル質が補修される再石灰化が促され、外部からの刺激に負けない状態でキープしてくれます。
オフィスホワイトニングでフッ素を照射するのは、過酸化水素による刺激で歯が脆くなるのを防いでくれるのが理由です。
虫歯を未然に予防できる
フッ素は虫歯になるのを予防する効果があり、歯科医院で1年間に3回~4回の塗布を行うのが良いと考えられています。
・歯科医院で市販品の10倍濃度のフッ素を塗布できる
・日頃から自宅でフッ素が配合された歯磨き粉でブラッシングする
この2つのケアを行うことにより、虫歯で悩まされにくい状態を維持できるのです。
なぜフッ素が虫歯の予防に繋がるのか詳しいメカニズムについて見ていきましょう。
①歯のエナメル質にあるハイドロキシアパタイトは虫歯菌による酸の影響を受けやすい
②フッ素がハイドロキシアパタイト結晶の中に入り込む
③酸に溶けにくい状態にしながら虫歯菌の活性を阻害する
歯質の強化に合わせて酸の抑制効果もあり、フッ化ナトリウムやフッ化リン酸ナトリウムなどのフッ素が配合された歯磨き粉が人気を得ています。
ただし、既に進行してしまった虫歯の治療や悪化の防止には繋がらないので、痛みが出ている場合は早めに歯科医院を受診してください。
フッ素が配合された歯磨き粉を使う上での注意点
フッ素の効果を活かすために、以下では歯磨き粉を使う上での注意点を幾つか挙げてみました。
・0歳~2歳は1㎜~3㎜、3歳~5歳は5㎜、6歳~14歳は1㎝程度と年齢によって使用量が決まっている
・歯垢を綺麗に落とすために歯の隙間や裏側を中心に満遍なくブラッシングする
・口内へとフッ素を残すために歯磨き後のすすぎは1回程度で十分
・安全性は確認されているものの、食品ではないので飲み込んではいけない
ブラッシングをした後に何回も水でうがいをしていると成分が流れやすく、適度に残すのがポイントです。
フッ素が配合された歯磨き粉はホワイトニングジェルと併用できるの?
フッ素が配合された歯磨き粉と、歯を白くする目的で作られたホワイトニングジェルは併用できません。
「絶対に併用してはいけない!」と決められているわけではありませんが、ホワイトニングの効果が下がる原因となります。
①フッ素は油系の成分で歯磨き粉に加えてコーティング剤としても市販されている
②ホワイトニングジェルの使用前に使うと汚れを落とす成分が浸透しにくくなる
③歯を白くしたり黄ばみを改善したりする効果が本来よりも落ちやすい
このようなメカニズムとなり、併用を避けた方が良い理由です。
インターネット通販で取り扱っているホワイトニングジェルは以下の2種類の製品に大きく分けられます。
・普段の歯磨き後のケアとしてホワイトニングジェルを使ってブラッシングする
・歯磨き粉の代わりにホワイトニングジェルを使ってブラッシングする
前者のホワイトニングジェルを購入し、フッ素入りの歯磨き粉と併用していると効果が下がりやすく、別の歯磨き粉を使うか最初にホワイトニングジェルで磨きましょう。
「はははのは」は歯磨き粉の代わりとして使用可能!
製薬会社と共同開発で作られた「はははのは」は、いつもの歯磨き粉の代わりとして使えるホワイトニングジェルです。
1本で朝と夜の2回に渡ってブラッシングするだけですし、無理にフッ素入りの歯磨き粉と併用する必要はありません。
・歯が白くなって笑顔が増えた気がする
・以前よりも若く見られるようになって嬉しい
・研磨剤で削り取る製品じゃないから安心
・歯に優しい成分だけで構成されているのが選んだ理由
上記のような口コミの評判を得ていて安全に歯を白い状態へと導いてくれるホワイトニングジェルですので、黄ばみを改善するために「はははのは」を使ってみてください。
はははのは
商品名 | はははのは |
価格 | 1,980円(税別) |
内容量 | 30g |